【私の中学受験体験記】
長女が中学受験をして中高一貫教育の私立女子中学に進学しました。
なぜ、中学受験をすることにしたか、についてですが、一番の理由は、「のびのびとした学生生活を送らせてやりたい」ということでした。
私の住んでいた地域は、管理教育を行っていることで有名な都道府県でした。
夫の仕事の関係で転居をしてその地に住むことになったのですが、住むまではその地がどのような文化のあるところか、教育がどうなのか、などは全く知りませんでした。
決められた社宅に入居したら、たまたまそういったところだった、ということになりました。
自分自身が比較的自由な学生生活を送っていたので、近所の方からうかがう話には、本当に驚くことばかりでした。
こんなところで学生生活を送らせるのは絶対に嫌だと思うようになり、私立中学に進学させようと考えました。
中高一貫校選びで考えたこと
通学可能な範囲で調べたところ、私立中学もいろいろあることを知りました。
共学なのか女子のみなのか、高校からも入学生がいるのか、エスカレーター式で大学まであがれるのか、そうではないのか、進学に熱心なのか、そうではないところに教育理念を掲げているのか、特定の宗教がからんだ学校か、そうではないか、など、いろいろと学校に特徴があることもわかりました。
その情報は、主に、私立中学フェアのような形で、いろいろな私立中学が一堂に集まり、説明を受けることができるようなものに参加して情報を得たり、また、そのなかで興味を持った学校には実際に説明会に参加して、さらに詳しい情報を得たりもしました。
そういった情報をもとに、のびのびとした学生生活を送ることができれば、と単純に考えていたのですが、夫ともよく話し合ったところ、そうではなく、やはり将来の選択肢が多い方がよい、ということになり、単にのびのびと、ではなく、進学指導にある程度は熱心な学校がよい、ということになりました。
ただ、そのなかでも自由な校風を持っている学校にしようと考えて、最終的に候補を3校に絞りました。
このような経緯で絞った学校3校の受験手続をして、第2志望の学校に合格したため、結局第3志望の学校は受験しなかったので2校受験をしました。
最終的には第1志望の学校に合格しましたので、そちらに進学させていただきました。
進学をさせていただいた感想からいえば、よくその学校のことを知っていたため、私たちの教育方針にもマッチしていて、中学ではのびのびとした学校生活を送り、高校2年生からは自分の目標とする進路に向けて受験勉強に取り組み、希望する大学に進学することができました。そのため、学校には大変感謝しています。
中学受験をするというとき、なぜ中学受験をするのか、ということをよく考えて、それに見合った学校選びをすることがとても大切だと思います。
管理人コメント
子供の将来の選択肢を出来るだけ多くしてあげること。
これは重要なことですね。
子供は、まだ自分のやりたい事を見いだせていない場合が殆どです。
将来の選択肢を多くしてあげる事やできるだけたくさんの事を経験させてあげることが子供の為になるのではないでしょうか。
管理人もそのような考えのもと、子供の受験勉強をサポートしました!
あとは、同じような考えや学力レベルの友達と一緒に学生生活を送ることにより、お互いに刺激し合えることがよいですね。
また、もしやりたいスポーツなどがあれば、そのスポーツのクラブ活動があるかどうか、
もしくは、学校の近くにそのようなスポーツチームがあるかどうかも考えておくと良いかもしれません。