公立中高一貫校受験 塾通いor塾なし自宅学習?私が結果的に塾通いに決めた理由

公立中高一貫校受験 塾通いor塾なし自宅学習?私が結果的に塾通いに決めた理由

中学受験をさせようと思ったきっかけは

これとはっきり言えるものがないのだが、下剋上受験というドラマを見たことがきっかけといっても良いかもしれない。

我が家の教育方針は、親はなるべく選択肢とそのメリット・デメリットを伝えて、なるべく本人に決めさせること。

中学受験も、本人がやりたいという強い希望の元、やろうと決めた。

 

娘は何でも興味をもち、やってみたいという性格。

そんな子には、好きなだけやらせてあげるのが一番だと思った。

 

塾に通うのか?塾なしで頑張るのか?の選択

いざ、中学受験をするとなると、まずは何をどう勉強させるかを考えなくては。

 

塾に通うのか、

自宅学習だけでいくのか。

 

その指針になるものに、塾の実力テストがある。

塾に入らなくてもテストだけ受けられるので、当初はそれでもいいかなともおもっていた。

 

中学受験を受ける背景には、娘の成績の良さもあった。

小学校のテストでは常に100点。クラスでもトップの成績。

これなら受験に挑戦させないともったいないという思いもあった。

 

初めて受けた塾の実力テストの実力をみて、中学受験の本気度が一段も二段もあがった。

というのは、何も前準備をしないで受けたテストだったが、算数の2種類のテスト中1種類のテストでトップを取ってしまったのだ。

しかも周りにはすでに塾に入って受験勉強もしている子がたくさんいるのに。

 

実力テストの結果をみた塾の講師も、このままのペースで自宅で勉強していれば大丈夫と言っていた。

 

そんなことがあり、中学受験に向けて動き出すことにあったのだが、はじめは塾には行かず、自宅で勉強させることを考えた。

 

塾無しでいこうと決めてはみたものの・・

中学受験について色々調べていく中で、

中高一貫校の受験は、一般的な中学受験といわれる私立中学の受験とは全く異なることもわかってきた。

 

どんなテキストが良いか調べて、それを取り寄せ子供にやらせる。

始めに基礎力を付けるために、5年生と6年生のドリルをやって、次に中高一貫校のテキストを買う。

そして中学受験全般に良いとされるテキストで基礎と応用力もつける。

 

しかし、子供は思うように勉強を進められない。という壁にぶち当たる。

 

先を見据えて計画を立てて、その計画に沿って勉強を進めていく。

そんなことは初めてやる小学生にできるハズがない。

 

まず、親が一緒になって受験までの時間と何を勉強するかの計画を立てることが必要だ。

一日の行動計画も必要になってきた。

その計画は何回書き換えた事ことか・・

その管理でまず親は大変になる。

 

そして子供は親にテキストの内容がわからないと聞いてくる。

そのレベルも、大人でもかなり悩むようなレベルの難問。

私も学生の頃は学年でトップの成績だったが、それでも難しいと感じた。

 

教えられないとう親もいるのは当然だと思う。

問題を理解するのに、まず自分の理解のために一時間格闘する。

それから子どもに説き方を教える。

そうやってかなりの時間を要する。

 

そして、子供は計画通りにやれないから、計画を見直したり、勉強しろとガミガミ怒っては、気分がわるくなり。。

 

そんなことを繰り返していては、親がつぶれてしまう と思った。

 

そこで初めて塾に入ることも選択肢に入れた。

塾選びから始まり、中高一貫校の特徴なども詳しくきいた。

やっぱりプロなんだと実感。

親が片手間で教えているレベルではない。

 

塾に入ってからは・・

 

塾に入ったことで親の時間的負担はかなり減った。

真剣に考えていればいるほど、塾はありがたいものになる。

 

(塾での勉強や宿題が受験勉強のすべてではない。

プラスアルファで家庭での学習がどれだけできるかだと思う。)

 

頭の良い子、ふつうの子、実力の差と勉強の量は関係があるだろうか?

それを見極められるのは、受験のほんの数か月前だと思う。

塾の先生によると、後半から伸びる子もいるし、受験直前で伸び悩んだり、落ちてしまうこもいるとう事。

というこは勉強量は、うちの子は頭がいいし、良い成績をとっているから合格できるだろうという安易な考えはできないことになる。

 

塾と自宅に二つの環境でメリハリをつける

自宅で学習していると自分だけの戦いとなる。

一度勉強のスイッチが入ってしまえばよいが、一日中スイッチが入らないことも多々ある。

勉強内容が分からず、気持ちが不安定になって勉強どころじゃなくなる。

そして親とのケンカも増える。

こういうことは、受験生を抱える家庭では必ず経験することになるだろう。

 

親のサポートも必要だが、

塾という環境があることにより、気持ちにメリハリをつけたり、

勉強のスイッチを強制的に入れてしまうことが出来る。

 

自宅学習で一定量の勉強を確保することは、かなり難しいと感じた。

 

家庭教師という手もあるが、塾の授業や講習のすべての時間を家庭教師でお願いするとかなりの高額になると思われる。

これから中学受験を考えているご家庭で、塾を検討されている場合は、参考になれば幸いです。

 

私の体験記カテゴリの最新記事