【中学受験体験記】
私が中学受験をした理由
わたしがそもそも中学受験をした理由は、母親がそれを望んでいたということが第一に挙げられます。
というのも、うちの母親は自分に学がなくそれはすなわち両親による教育の放棄が原因であったと思っているところが多分にあったため、自分の子供には絶対に学歴を身に着けてもらいたいおちう強い思いがあったように思います。
そのため、私は英才教育と言えるかどうかわかりませんが、幼少の頃から教育関連の施設であったり、教材が身の回りに常にあるという生活を送ってきました。
そして、公文式や学習塾、個人的な家庭教師を何人も付けてもらい、中学受験をすることに相成ったわけです。
それは、自分が望む望まないにかかわらず私にとっては当たり前のことであったと今となっては思えるのです。
実践した受験勉強方法は、自分の苦手科目だけを一生懸命及第点に至るまでただただ没頭して解いていたという記憶があります。
すべてが平均的になれば自分は合格することが出来ると思っていたからです。
中学受験の塾選びについて
また塾選びについては、母親が自分の知人の子どもさんが合格したから評判が良いと聞いた塾を勝手に選んで、その入塾テストを受けさせられたということが塾選びであったと思います。
結果的には私にはとても合っていたと言えます。
そのときできた友人は今でも仲良くしているので、得られたものは勉強だけではなかったと言えます。
中学受験のおすすめの教材
おすすめ教材としては、四谷大塚のものや塾オリジナルのテキストが役に立ちました。
反復学習をすることで知識として身につけていくことが重要だと思いますので、
そのあたりの解説が詳しく掲載されているもの、
また答えがひとつだけではないという意味で別解についても解説してくれている参考書は非常に重宝したように記憶しています。
中学受験で大変だったこと
中学受験で大変だったことは何かと言うと、とにかく普通の小学生と同じような生活ができなかったことです。
課外活動や放課後に遊んだりすることもなく、ただひたすらに勉強せねばならなかったため、子どもでありながら時間に対するマネジメントを早々から強制されていたように思います。
だからこそ今でも時間に対する強迫性が抜けきらないところは多分にあると言えます。
中学受験を通して学んだこと
受験を通して学んだこと・気づいたことは、とにかく普通の子どものような生活を諦めるというところから大人になる第一歩を知ることができたという点です。
学校では教えてくれないようなことまで塾では学ぶこともできたので、そういった意味で受験をしたことはひとつの良い経験だったと今となっては思えるのです。
これから中学受験をする人へのアドバイス
これから受験する人へのアドバイスとして言えることは、とにかく犠牲にしなければならないものもあるけれども、そのかわり得られるものも多いということです。
将来の可能性を広げるという意味でも受験戦争を経験することは意味のないことではないと思います。