中学受験の家庭学習に取り組む子供がなかなか集中できない時はどうする?
中学受験で中高一貫校を目指す子供がなかなか勉強に集中できない・・
机に向かわず、ついダラダラとすごしてしまう・・
そんな子供に怒って、お母さんもイライラ。子供はグズグズ・・
このようなお悩みを抱える、中学受験生をもつ親御さんもいらっしゃるかと思います。
私の娘も、ついテレビを見てしまって気がつくと夜の11時近くに。
ここから勉強すると本人は言いますが、もう目も開けられないくらい眠そうで。。
これでは、効率のよい勉強はできないですよね。
そして、ママにはいつもガミガミおこられて余計にやる気をなくしてしまう。
そんな悪循環に陥ってしまうこと多々あります。
最近我が家でもこのような事が起こったのですが、何とか乗り越えた体験をご紹介したいと思います。
受験勉強に集中できない子供に私がとった行動
普段から子供には、
- 目的意識をもって行動する
- テレビを見る時間や勉強を始める時間をキメて、それに沿って行動する
ということを言い聞かせるのですが、なかなか定着しません。
本人は注意された時には「できる!」と言うのですが、実際は見たいテレビがあるとちょっと前に立てた計画ですら忘れてしまう。
そしてダラダラと時間だけが過ぎてしまう。
我が家だけでなく、なかなか集中力をつけられない小学生のお子さんは多いのではないでしょうか?
子供のうちから、自分で行動計画をたてて、それをきっちり守れる子はなかなかいないと思います。
子供なら、出来ない方が普通なんだとおもいますが、これを子供のうちからできるようになっていれば、将来スゴイ大人になるのかもしれないと期待してしまうのが親ですよね~
もちろん、締め付けすぎるのは良くないのでやりすぎは良くないのだけれど。。
でも、あまりにも同じことを繰り返して進歩がない姿をみて、つい叱ってしまうし、その繰り返しで本人はいっこうに直る気配がない。
だったら方法を変えてみるだけだと思い、何かと考えた結果、
自分(親)が実際の行動で示すしかないと思ったのです。
ちょうど私もやりたいことがなかなか進まず、どうしたものかと考えているところでした。
ネットサーフィンしてしまったり・・
子供たちとの団らんも必要だと言い訳しながらテレビをみてしまったり・・
そんなことを繰り返しなかなか自分の目標達成が出来ずにいたのでした。
だから、自分がまずテレビを見るのをやめようと決意。
そして娘にもそれを一緒にやろうと伝えました。
父「今日はテレビを見ていたから、やろうと思ってること(勉強)できなかったね」
娘「・・・」
父「どうしたらいいと思う?」
娘「・・・」
父「パパも目標があって、やらなきゃいけないと思っていることあるんだけど、ついダラダラテレビみてしまった勉強の時間取れないのはパパも同じなんだよね。」
父「後悔しないようにあと一年間は受験勉強を頑張ってみようよ」
娘「・・うん(あまりやる気ではない感じ)」
父「パパはこれからテレビを見ないと決める!そしてその時間を目標達成の作業に充てようとおもう。一緒にがんばってみない?」
娘「うん!」
父「よしっ!(心の声)」
あとは、やる気を継続してくれるように、親が頑張っている姿を見せてあげないといけない!
親は背中でものを言って、その背中をみて子供には学んでほしい。
そう思ったのでした。
子供にやる気を出させるにはどうしたらいい?
子供にやる気を出させるには、
・一緒に頑張ろうということで、一人ではなくみんなで取り組むという安心感を持たせてあげる。
・大変なのはわかると共感してあげること
それが、子供を追い詰めないことになり、負のループにはまり込まずに済むのだと思います。
「どうしていつまでたってもできないの?何回も言ってるでしょ」と怒るよりは全然よい反応がかえってきます。
負のループに入りそうな子供に怒ったり、親の怒りをぶちまけたらますます落ち込むだけです。
なにも勉強を教える必要はないのです。
強制的に勉強させる必要もないのです。
もし、あなたのお子さんが同じように、なかなか勉強に集中できなくて精神的にも不安定になっている場合は、
「お子さんの心に寄り添ってあげること」
「共感してあげること」 を
をまずはじめにしなければいけないことなのだと思います。