【中学受験体験記】
我が家は、3歳違いの二人の姉妹がいます。
そして二人とも中学受験組です。
全く同じように、小さい頃からの習い事も塾もしています。それでも、本人次第でだいぶ変わりました。その事についてお話したいと思います。
中学受験の準備の時期
地域によっては、公立の方が強いところもあります。
ですが我が家が住んでいた地域は、ほとんどの子供さんが中学受験をします。
なので全くその地域の特徴を知らない自分達も自然とその波に乗ったという感じです。
まず、塾に入るためには「入塾テスト」というものが3年の秋ぐらいにどの塾でも開催します。
それに応募することによって、塾側から「あなたの入るクラスはここです」というような手紙が届くようになっています。
我が家は、全国的に誰もが知っている大手の塾で入塾テストはしていたので、申し込むか申し込まないかと言うことであとは決まります。
塾のクラス
小学校のように、これまであいまいな成績だけしか見てこない自分達にとって全国で何番目にいるかというのがテストで出てしまうというのは、かなり衝撃的です。
しかし子供はあまりの人数に漠然としか意識しないものです。
クラスも8クラスもありましたが、その中で自分が行くことができるクラスが最初に通知されます。
そしてそのクラスの位置で、すでに姉妹で差がついていました。
ただ上の子の時には、そういったことさえあまり意識になかったので、なんとなくという感じです。
そして申し込みさえすれば、塾に通うことができます。
塾での様子
塾が始まると毎週のテストがあります。
そしてその順位によって座席が変わるのです。
それが普段の塾の生活です。
そして定期的になる模試によってさらにクラスも変わったりします。
それは、それほど変化があるものではありません。
違っても1クラスくらいを行ったり来たりという感じです。
そして大手の塾はテキストなども熟知されているものですから、家で特に何かを買って勉強するということはありません。
大手になればなるだけ、その分析されたテキストで十分になります。
それをとにかく3年間に分けて勉強していきます。
結果として
小学生なので、塾での授業について行くことができれば、まず問題はありません。
自分が所属するクラスのその程度に合わせた授業をしてくれるので、特に家で勉強することはありませんし、その時間はないです。
夜の9時過ぎに小学生が帰ってきて、学校の支度や寝る支度をすれば、その日が終ってしまいます。
なので、塾の授業で全部理解して帰るということが大事になります。
我が家は、長女は共学の大学付属のエスカレーター式中学に。
次女は大学付属ですが、学部が少ない女子大の付属のために、大学受験に入っています。
長女は、そのまま大学へ進み、とても気に入っていますし、次女は、自分の考えで受験したいと思っているので、自分のしたいようにすればいいと思います。
最近は、大学付属に人気があると言いますが、それも本人が成長すると気持ちが変わってきたりします。
ただ、中学受験するということで、その時に一度全部の教科を勉強し直すという意味では、すごくためになる事ですし、ある程度中学の部分の考え方も教わるのでその点では、スムーズに中学の勉強に入れます。